ここ数年、マッサージを仕事にするようになって、たくさんの人の身体を触らせてもらうようになって、徐々に徐々にちょっとずつちょっとずつ確信してきたことがあります。それは、マッサージの持つ力は計り知れないということ。
前まではマッサージというと、気持ちのいいもの。疲れもとれる、癒されるもの。まあ安いものではないからちょっぴり贅沢だけど、たまにはいいかな?くらいの、一般的なマッサージのイメージってきっとこういう感じなのかな?わたしももれなくそうだった。
でも、そんなもんじゃないぞこれは!って気づいたのがここ1~2年。
単に施術を受けている時の気持ちよさだけじゃなくて、浅い癒しともまた違って、ただの贅沢感や特別なものとして位置するものじゃなくて、その先に、その人の思う豊かさに繋がっていくのがマッサージ。これが醍醐味なんだ。って。
/好きなことを好きなようにできること。
/何かを食べて美味しいって感じられること。
/好きな人と過ごして幸せって思えること。
/人に優しい自分になる余裕をもてること。
なにを豊かと感じるかは人それぞれですが、そういう豊かさは全部その人の心身の健康の上に成り立つものだから、マッサージを通して一番大切な土台のケアをさせてもらってるんだと思ってやっています。
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マッサージを受けたらどうなれるの?良さってなんなの?
そう聞かれたときに、肩のコリが解消されるよ。深い眠りがとりやすくなるよ。みたいな具体的な言葉で伝えるのは簡単なのですが、どうもそれだけではしっくりこないなあと思っていて。施術でチャージされたものをどう使うかはその人次第。わたしがいつも、マッサージは万能だというのはそういうところにあります。
だから、わかりやすい表面的な部分にとどまらずに、目立たないけれど、深い深い根っこの部分を支えるものとして、もっともっとマッサージを提案していきたいと思います。
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とはいえ、まだまだ伝える力が弱すぎて、うまく言えないんだけどとにかく良いものなので受けてみて!くらいのことしか言えない精一杯な現在。
日々思ったことを丁寧にお伝えしていく。
これをコツコツするのみです。
みんなが豊かになりますよう。