セラピスト合宿の話。

SandySPAではセラピスト養成スクール(SSTS)もやっています。私もそこの卒業生で、アシスタントとして今でもレッスンに参加させてもらってるのですが、先日からSSTSではセラピスト合宿が始まりました。

通常の決まった曜日に通うようなスクールではなく、2週間の泊まり込み。内容は、スウェディッシュマッサージで全身の施術ができるようになる。のに加えて、マッサージを通して自分の姿勢や物事の考え方、セラピストとしてのあり方まで学べちゃう。そんな合宿です。これを2週間でやるわけですから、かなりハードでてんこ盛りなスケジュールになると思われます。

今回参加されているのは、今までに「身体に触れる」お仕事をしたことがあったり、現在もセラピストとして働かれているような、いわゆる経験者の方たち。

新しいことを学ぶ時、一見すると経験のある人のほうが飲み込みが早くスムーズにいくんじゃないか。なんて思いますが、実はそんなことなくって、むしろ最初かなり苦戦されることが多いんです。

なぜって、今までのマッサージ経験で積み重ねてきた癖がついているから。未経験の方が真っ白なキャンバスだとしたら、経験者の方のキャンバスはもうすでにビッシリと描かれた状態。どんなふうにクライアントの身体に触れてきたのか、どんなふうにほぐしてきたのか、施術している時の自分の感覚はどうだったのか。全部全部自分の中にインプットされていて、もう無意識のレベルで今までどおりに動いていく。だから、まずはそれを書き換えていきましょう、ということをしていきます。これまでの自分のやり方、いわば自分の中にある常識を打ち破っていくわけです。これってすごくハードなことなんですよね。

スウェディッシュマッサージは施術姿勢がとても大切。今回の合宿でも、姿勢を徹底的に学ぶことからのスタートです。姿勢を整えることで、セラピストの身体の負担がとっても少なくなります。自分がラクでいることで触れるタッチも優しくなり、深い圧も入れられるようになる。そうするとクライアントの身体も緩みやすくなる。

マッサージを習うのに最初が姿勢って、なんだか地味に感じるけれど、この土台作りが重要なんです。だからしつこいくらいにやります。

その後シーツの上から身体に触れる軽擦を。みなさんやっぱり今までやってきたものとは感覚が全然違うみたいで、自分がラクでいればいるほどしっかりとクライアントの中身を感じられること、しっかりと圧を入れられることにかなりの衝撃を受けた模様。また、それを理解してからも、出来るようになるまでの間に、どうしても自分の持っている癖がひょこっと顔を出してくるんですよね、「頭ではわかっているのに身体が言うことを聞かない」そんなもどかしさもひしひしと伝わってきます。

それでも意識を続けて練習を重ねることで、その日のレッスンが終わる頃には「自分が疲れない。クライアントの中身も感じられる」そんな発見がどんどん増えていて。出来る確率がどんどん上がっていて。これまでの自分を打ち破って、変わっていってるのが目に見えてわかるんです。すごいなぁって思います。感動しちゃいます。

変化していくのはちょっぴりハードなこともあるけど、その先に沢山の嬉しい発見がある。それに挑む覚悟と勇気を持った人が集まっている。素敵ですよね。そんな貴重な瞬間に私もいられることが楽しい。みなさんに沢山の発見や気づきを持って帰ってもらえるように、私も頑張りますね。よろしくお願いします。この2週間が終わった頃、どうなってるんでしょう。ワクワクがとまりません。

2件のコメント

  1. 初めまして。最初から読ませて頂きました。文章お上手ですね。なるほどなぁと、そして楽しく拝読しました。あのブルーベリーは、そうだったのね、とか。特にスウェディッシュマッサージのお話はとても興味深く、面白く判り易いので、ついつい惹き込まれてしまいました。ブログの続き楽しみにしています。可愛らしく一所懸命なりょうこさん、色んな方面でご活躍期待大ですね!

    1. いしなべさんこんにちは!とても素敵で丁寧なコメントをありがとうございます。すごく嬉しいです♪これを励みに、もっと楽しく、読んでよかった〜と思ってもらえるように、続けていきますね。よろしくお願いします◎

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